Dragon

龍年 2012 Year of the dragon

Dragon

今年2012年の干支は 「壬辰(みずのえたつ・じんしん)」、水龍(Water Dragon)の年だそうだ。水に関する災害、地震が発生する可能性があるとされるが、今年はどのような年になるのだろうか。

「十干十二支(じっかんじゅうにし)」と、「五行大義(ごぎょうたいぎ)」で調べてみた。

 

まず、干支(えと)を詳しくみてみる。

干支(えと) とは、「十干十二支(じっかんじゅうにし)」のことで、「十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)」と、「十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)」を組み合わせたもので、60通りある。
60年で干支が一巡し、生まれた年の干支に戻ることから、60歳のことを 「還暦(暦が還るという意味)」と言う。

この十干十二支に 陰陽五行を割り当てると、下記の通りとなる。

十干

十干 は、陰陽五行「木・火・土・金・水」の五行を割り当て、更に「陰・陽」の「兄(え)・弟(と)」に分けたもの。

こう 木性の陽(兄) きのえ 土性の陰(弟) つちのと
おつ 木性の陰(弟) きのと こう 金性の陽(兄) かのえ
へい 火性の陽(兄) ひのえ しん 金性の陰(弟) かのと
てい 火性の陰(弟) ひのと じん 水性の陽(兄) みずのえ
土性の陽(兄) つちのえ 水性の陰(弟) みずのと

十二支

十二支 は、天球を12年で1周する木星の運行を目安として、12の方角に分けて名付け、1年を12ヶ月の暦に表したもの。十二支にも 陰陽五行が割り当てられている。

水性の陽 火性の陽 うま
ちゅう 土性の陰 うし 土性の陰 ひつじ
いん 木性の陽 とら しん 金性の陽 さる
ぼう 木性の陰 ゆう 金性の陰 とり
しん 土性の陽 たつ じゅつ 土性の陽 いぬ
火性の陰 がい 水性の陰

 

干支の吉凶 は、十干十二支に割り当てられた五行の吉凶 によって知ることができる。

五行の吉凶 の組み合わせは下記の通り。

◆相生(そうしょう): 天地陰陽の気が調和を保ち、万事が順調に進んで 「吉」とされる。

木→火 木生火 (木は火を生じる)
火→土 火生土 (火は土を生じる)
土→金 土生金 (土は金を生じる)
金→水 金生水 (金は水を生じる)
水→木 水生木 (水は木を生じる)

◆相剋(そうこく): 天地の平衡が失われるため 「凶」とされる。

木→土 木剋土 (木は土を剋す)
土→水 土剋水 (土は水を剋す)
水→火 水剋火 (水は火を剋す)
火→金 火剋金 (火は金を剋す)
金→木 金剋木 (金は木を剋す)

◆相勝(比和)(ひわ): 同気が重なり、陰陽が偏存して、良い場合はますます良くなり、悪い場合はますます悪くなるとされる。

木→木 木旺木 (木は木を旺んにす)
火→火 火旺火 (火は火を旺んにす)
土→土 土旺土 (土は土を旺んにす)
金→金 金旺金 (金は金を旺んにす)
水→水 水旺水 (水は水を旺んにす)

今年2012年「壬辰(みずのえたつ)」は、「壬」は水性の陽、「辰」は土性の陽なので、水と土の組合わせで「相剋」となり、「凶」となる。

 

更に、五行大義で干支の意味をみてみる。

「五行大義(ごぎょうたいぎ)」とは、万物を構成する諸要素の特性を読み解いたもの。現象の意味(原因)を解明するのに用いられ、未来予測にも使用される。

万物には、自然に形体と性質が具わっている。聖人はその類(たぐい)をかたどって、その名を決めた。したがってその名は形体を定めるのだ、と云う。 名がないのは天地の始めの時であり、名があるのは万物であることに由来する。その事物が作用することによって、名前を付けたのである。

五行大義に於ける干支

▽壬

「壬は任なり。癸は揆なり。陰、陽を任(はら)み、揆然として物を萌芽するなり。鄭玄云ふ、時に維れ万物を閉蔵し、下に懐任し、揆然として萌芽するなりと」

壬は任(はらむ)であり、癸は揆(はかる。のり)である。陰気が陽気を任んで、規則正しく、物を萌芽させることである。鄭玄は、「ある時、万物を閉じ蔵(おさ)めて、下ではらみ、規則正しく、芽生えることである」と説いている。

▽辰

「辰は震なり。震動奮迅し、その故体を去るなり。三礼義宗に云ふ、この月の時、物ことごとく震動して長ずと」

辰は震(ふるう)であり、震動がすさまじくふるいたって、そのもとの体から抜け去ることである。三礼義宗に「この月(旧暦三月、晩春)、物がことごとく震動して生長するのである」とある。

 

五行の形体と性質

形体は、その物の形によって名づけたものであり、性質は、その物の働きによって定義されたものである。五行の体と性で万物を助け増やすのである。

▽水の性

「水に潤下と曰ふ。潤下とは、水の湿(えれえる)に流れ、汙(くぼめる)に就きて下れるなり。北方は至陰、宗廟・祭祀の象なり。冬は、陽の始まると ころ、陰の終はるところ。終始は、綱紀の時なり。死する者の魂気は、天に上(のぼ)りて神となり、魄気(はくき)は、下降して鬼(き)となる。精気散じ、 外に在りて反(かえ)らず。故にこれが宗廟を為(つく)り、以って散ずるを収むるなり。易に曰く、渙(かん)は亨(とお)る。王有廟(ゆうびょう)に仮 (いた)ると。これこれの謂なり。それ聖人の徳は、また何を以て孝に加ふるか。故に天子親(みずか)ら耕し、以て粢盛(しせい)を供し、王后親ら蚕し、以 て祭服を供す。敬の至なり。敬の至れば、則ち鬼神これに報(むく)ゆるに、介福(かいふく)を以てす。これ水気に順(したが)ふなり。水気順なれば、則ち その性のごとし。その性のごとくなれば、則ち源泉通流し、以て民の用に利す。若し人君、祭祀を廃(す)て、鬼神を漫(あなど)り、天時に逆(さから)へ ば、則ち水その性を失ひ、水暴(にわか)に出(いで)て、漂溢没溺(ひょういつぼつでき)し、城邑を壊(こわ)し、人の害をなす。故に水に潤下せずと曰 ふ」

 

洪範伝には「水に潤下と曰(い)う」とある。潤下とは、水が湿った方に流れ、汙(くぼみ)に従って下ってゆくことである。

北方は至陰であり、宗廟や祭祀の象である。冬は陽の始まるところ、陰の終わるところであり、終わってまた始まることは、物事の締めくくりの時である。

死んだ者の魂気は、天に上って神となり、魄気は、下降して鬼となる。
天地万物の根源となる気は散じて外にあって、返って来ない。そこで宗廟を作って、散じた気を収めるのである。

易経の渙の卦に「渙(かん)は亨(とお)る。王が廟に至る」とある。この渙の卦は、下が水で、上が風で、風が水の上を吹き渡ると、表面の水が小波と なって一斉に散る。そこで渙と名づけた。この卦は、九二(下から二番目)が剛で「中」を得、六三(下から三番目)が六四(四番目)と心を合わせるとよい徳 であるから、亨ると言った。

王が廟に至るのは、先祖の霊魂を渙散しているのを、廟で祭ることによって再び結聚(けっしゅう)しようというのであろう。

さて、聖人の徳は、また何をもって孝を加えるのか。

そこで天子は、自ら耕して、器に盛った穀物を神に供え、王后は、自ら蚕を養って、祭服を神に供える。これは神に対する尊敬の極至である。
このように尊敬を極めれば、鬼神はこれに報いるに大いなる福をもってする。これは水気に順うことである。水気が順であれば、その性のようになる。その性のようになれば、その源泉が通じ流れて、民の役に立つようになる。

もし人君が、祭祀をやめ、鬼神をあなどり、天の時に逆ったならば、水はその性を失い、水が急に出て、漂い溢れ、沈み溺れて、城邑(まち)を壊し、人に害を与える。そこで水に潤下せず、と言うのである。

 

▽土の性

「土に稼穡(かしょく)と爰(い)う。稼穡とは、種(ううる)を稼(か)と曰ひ、歛(おさむる)を穡(しょく)と曰ふ。土は地道となし、万物貫穿 (かんせん)して、生ず。故に稼穡と曰ふ。土は中に居り、以て四季を主(つかさど)り、四時(しいじ)を成す。中央は内事(ないじ)となす。宮室・夫婦・ 親属(しんぞく)の象なり。古は、天子より士人に至るまで、宮室・寝処、みな高卑の節度あり。その過たるよりや寧ろ倹(けん)なれ。禹(う)は宮室を卑 (ひく)くせしかば、孔子これを善しとす。后・夫人・左右の妾媵(しょうよう)差あり。九族序あり。骨肉恩あり。百姓(ひゃくせい)の軌則(のっとる)と ころとなす。則ち此(かく)のごとし。中和の気に順(したが)へば、則ち土は、その性を得、その性を得れば、則ち百穀実(みの)りて、稼穡成る。もし人君 意を縦(ほしいまま)にし、宮室・台榭(たいしゃ)を広め、五色を鏤雕(ろうちょう)し、人力を罷尽し、親踈別なく、妻妾度を過ぐれば、則ち土その性を失 ふ。土その性失へば、則ち気乱れ、稼穡成らず。故に五穀登(みの)らず、風霧害をなす。故に土に稼穡せずと曰ふ」

 

洪範伝に「土に稼穡(かしょく)と爰(い)う」とある。稼穡とは、種を播(ま)くのを稼と言い、収穫するのを穡と言うのである。
土は地道であり、万物はこの土をつらぬいて生えてくる。そこで、稼穡と言う。土は中央に位置し、四季をつかさどり、四時(しいじ)を成立させている。中央は、郊内のことであり、宮室や夫婦や親属の象である。

昔、天子より士人に至るまで、宮室や寝処は、みなそれぞれ高卑のきまりがあった。そして古い書物には、贅沢に過ぎるよりは、むしろ倹約しろとある。

禹(う)という古代の王は、宮室を卑(ひく)くして倹約したから、孔子はこれを善しとした。后、夫人、左右の妾媵(そばめ)は、それぞれ差があり、 九族にも順序があり、骨肉には恩がある。これは、全ての人々の守るべき道である。過不及のない程よい気に順ったならば、土はその本性を得、その本性を得た ならば、百穀はみのって、稼穡もうまくゆく。

もし、人君が意を欲しいままにし、宮室や物見台を拡充し、五色を散りばめ、人力を使い尽くし、親疎の区別なく、妻妾も度を過ごしたならば、土もその 性を失ってしまう。土がその性を失ってしまったならば、気が乱れ、稼穡もうまくいかない。そこで、五穀も実らず、風霧が害を与える。それ故、土に稼穡せ ず、と言うのである。

 

上記の水・土の体性を参考にすると、

五行大義によれば、神や祖先を忘れずに敬い、欲を抑え節度を保ち、悪政で国民の力を奪うようなことせず、国を治めれば、凶を避け吉に変えることができるとある。

しかし、今の日本の現状はどうであろうか。権勢を振るう人々の姿勢はどうだろう。

神仏や祖先を忘れ、人心を無視した政治が行われているのが、現在の日本の姿なのではないだろうか。

上に立つ者の判断によって、国の未来はすべて変わっていく。

政治とは何か。未来を拓くためにはどのような判断をすべきか。
国の中枢にある方々には今一度、原点に立ち返って、再考を願いたいものだ。

 


陰陽論から見た「龍の年 2012年の予測」その1:天運から見た地球 ~記事より抜粋。
(In Deep 2012年01月03日)

今年は「壬辰」という年で、これは「水の龍」を意味するらしいのですが、今年は、「隠された水が表面に出てくる年」で、水に関しての現象、災害がとても多いことが書かれています。しかし、一方で、地震や火山の噴火も多いとも書かれている。

感銘した下りというのは、「どうして、水の年なのに、地震なども多くなるのか」という理由。もちろん、これは中国の占いや風水での話ですが、

● 地球での誕生と破壊のサイクルの中で、「土は水の破壊者であり、土と水は対立関係にある」

のだそうで、なので、水が地球内部から出て、大地に露出するには、

● 大地は水に道を切り開かなければならない。

ということなのだそう。土と水は共存しないもののようなんですね。

いずれにしても、「水の龍の年」の特徴は簡単にいうと、

  • 水に関する災害
  • 政治経済の急速な変化
  • 価値観の大きな変化

がある年だそうです。また、「下のものが上に反抗する年」だそう。

 

龍の年 2012年の予測 パート1 天運

まず、最初に書いておきたいのは、2012年はいわゆるアルマゲドンのような壊滅的な破局や最期の審判が訪れるということはなく、その点は安心してほしい。
しかし、今までよりもさらに多くの天災が訪れるものと思われる。
特に、地震と「水」に関してだ。水には、洪水、津波、海面の表面変化が含まれる。
ちなみに、その先の 2013年はさらにひどい天災の時期となる。

2012年に話を戻すと、まず注意したい点として、2011年と2012年をわける分割点は、中国での新年にあるのではなく、春のスタートである立春にあるということだ。中国の新年は、今年は 2012年1月23日となるが、今年の立春は 2012年2月4日だ。
世界的なイベントと関係する「天運」は、毎年、地球がもっとも冬至点に近い位置に接近する 12月21日~22日に、もっとも地球に影響を与える。

2012年は「壬辰」(干支の組み合わせの29番目)の年で、これは中国語で、「水の龍( Water Dragon )」をあらわす。

「壬辰」の文字は、
「壬」が、「天の茎」の意味を持ち、その要素は「陽の水」だ。
「辰」が、「地の枝」の意味で、その要素は、「陽の土」となる。
ここに隠された要素は、「水」と「土」であり、それは、地球上の水のことを示している。

地球上における誕生と破壊のサイクルを見れば、土は水の破壊者であり、また、土と水は破壊的な循環の中で、対立的な関係にある。
「壬」は、「陽の水」の意味で、これは、海、川、豪雨、などの大量の水をあらわす。
「辰」は土(大地)であり、それは、ダム、山、高い土地、石、を含む。「辰」は同時に、「水を貯めるもの」とも呼ばれる。たとえば、貯水池だ。

陰陽学説では、「陰」は遅く受動的で、陽は速く、活動的だ。
2012年は、「陽の年」なので、物事が非常に速く起きる。

水に関係した年

2012年は湿った年となりそうだ。
多くの雨、雪、そして、氷山の溶解等の現象が多い。
また、ダムが関係する大洪水がいくつか起きる可能性もある。
洪水や津波、雪崩といった水に関しての災害事故はこれまでよりはるかに多く報道されると思われる。

「龍」の内部に隠された要素である「水」要素が、「陽の水」のために表面に出てくるのだ。
それは、大地から地表へとやって来る水の出現をあらわす。
そして、大地は水にその道を切り開かなければならない。

水に道を切り開くことの結果としての地震と火山噴火の連続が、戌(イヌ)の月( 11月8日から 11月7日)か、あるいは申(サル)の月( 8月7日から 9月7日)、あるいは卯(ウサギ)の月(12月7日から 2012年1月5日)の間に起きる。

「茎と枝」の対立関係(「壬」と「辰」のこと)は、下のレベルが上のレベルのもに対抗するという意味がある。下のレベルの多くの反抗がある。多くの国で、野党が選挙で台頭するだろう。

また、この「龍の年」は、経済的な成長は抑えられる。

古い文献によれば、龍は、両生類以上に、大地と水の中のどちらでも生きることができるという。そのような特徴を持ちながら、ダイナミックに変化を伴うのが龍の年だ。方針の大変換、新しい関係、法律や規則の大きな変化に関してのニュースが次々と出てくるかもしれない。

また、宗教に関してのニュースも多くなるかもしれない。宗教的名対立や紛争はますます激化する。宗教絡みの報道が非常に多い年となる。

 

 

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