VertrigoServ でローカル実行環境を構築

VertrigoServ とは、Apache, PHP, MySQL, phpMyAdmin, SQLite, SQLiteManager, Zend Optimizer を Windows  に一括インストールできるオールインワンパッケージ。

この VertrigoServ を使用して、ローカル実行環境をつくってみる。

1.インストール

Vertrigo_221.exe  をダウンロードして起動。

ダウンロードはこちらのサイトから↓
VertrigoServ

インストーラーで 「Japanese」 を選択し、OK をクリック。
VertrigoServ Installer

セットアップウィザードが立ち上がってくるので、「次へ」 をクリック。
setup wizard

ライセンス契約書を確認後、「同意する」 をクリックし、インストールを進める。
license

コンポーネントの選択はデフォルトのままで 「次へ」 クリック。
component

インストール先はデフォルトで 「C:¥Program Files¥VertrigoServ」 になっている。
変更する必要がなければ 「次へ」 をクリック。
 install folder

スタートメニューフォルダの選択もデフォルトのままで 「次へ」 をクリック。
start menu

インストール完了画面で 「VertrigoServ 2.2.1を実行」 にチェックを入れ、「完了」 ボタンをクリック。 この後、VertrigoServ が起動する。
Installation complete.

2.MYSQL の設定

起動後、下の画面が表示されるので、 「Hide this window and start server」 をクリックする。
start server

次に、タスクトレイにある VertrigoServ のアイコンをクリックするとメニューが表示されるので、
VertrigoServ icon

「Localhost page」 をクリック。
menu

下の画面が表示されるので、右上にある 「PhpMyAdmin」 をクリックし、ログイン画面に進む。
phpMyAdmin

ユーザー名 → 「root」 、パスワード → 「vertrigo」 と入力し、OKをクリック。
login

管理画面が表示されるので、左下にある 「特権」 をクリックする。phpMyAdmin home

下の画面が表示されるので、ユーザー 「root」 の一番右側にある 「鉛筆マーク」 をクリック。
user administration

次の画面で新しいパスワードとパスワードの再入力をし、「実行する」 をクリックすると、
MySQL の設定が完了する。
password setting

3.ドキュメントルートを変更

デフォルトでのドキュメントルートは 「C:¥Program Files¥VertrigoServ¥www」 になり、
公開するファイル等は 「www」 フォルダに保存することになる。
アドレスは 「http://localhost/」 で表示される。

しかし、このままではルートフォルダの階層が深くて不便なので、別の場所にルートフォルダを変更する。 (この作業を開始する前に、自分が設置したい場所にフォルダを先に作っておく)

例えば、「C:¥Program Files¥VertrigoServ¥www」 を → 「C:¥MyWeb」 に変更する。

以下、変更方法。

タスクトレイにある 「VertrigoServ」 のアイコンをクリックしメニューを開き、
「Config files」 → 「vertrigo.conf」をクリックする。
vertrigo_conf.

下の画面が表示されるので、「DocumentRoot “C:¥Program Files¥VertrigoServ¥www”」 の部分を → 「DocumentRoot “C:¥MyWeb”」 に変更し、保存する。
(記述するのは赤で囲まれた部分)
vertrigo_conf.

次に、タスクトレイにある 「VertrigoServ」 のアイコンをクリックしメニューを開き、
「Settings」 → 「Aliases and Dirs」 をクリック。
Aliases and Dirs

下の画面が表示されるので、上段左側の 「Add directory」 をクリックする。
Apache aliases and directories

次の画面で 「Path」 の右側にある参照(赤で囲まれた部分)をクリックし、
変更先のドキュメントルート 「C:¥MyWeb」 を選択。
「Edit dirtctory」 をクリックし、閉じる。
Edit dirtctory

元の画面 「Apache aliases and directories」 に戻るので、
「Save settings and restart server」 をクリックし、設定を保存する。

4.WordPress のインストール

まず、WordPress 用に MySQL のデータベースを PhpMyAdmin で作る。

タスクトレイにある 「VertrigoServ」 のアイコンをクリックしメニューを開き、
「Tools」 → 「PhpMyAdmin」 をクリック。
menu

下の画面が表示されるので、右側にある 「新規データベースを作成する」 の下、
空欄に 「wordpress」 というデータベース名を入力。
MySQL の接続照合順序が、「utf8_unicode_ci」 になっているのを確認し、
「作成」 ボタンをクリックする。
phpMyAdmin

次に、WordPress をダウンロードし、解凍して、「C:¥MyWeb」 に放り込む。

ブラウザを起動し、アドレスに 「http://localhost/wordpress/」 を入力。

下の画面が表示されるので、「wp-config.phpファイルを作成する」 をクリック。
wp-config.php

データベース画面で、

  • データベース名 → 「wordpress」
  • ユーザー名 → 「root」
  • パスワード → 「設定したパスワード」
  • データベースのホスト名 → 「localhost」
  • テーブル接頭辞 → 「wp_」

上記を入力し、「作成する」 をクリック。
database

次の画面で、「インストールを実行しましょう」 をクリック。

下の画面が表示されるので、「ブログタイトル」 「メールアドレス」 を入力し、
「WordPressをインストール」 をクリック。
Blog information

最後にインストール完了画面が開き、ログインの際に必要な 「ユーザー名」 「パスワード」 が表示されるので、忘れないようにメモをする。

これで作業は終了!(※ローカル開発用なので、これで公開はしないでくださいね)

 

 

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