WordPress は2.7.1 から自動アップグレード機能を装備しているが、不具合が発生する可能性を考えると、とても恐くて使えない。(←小心者)
特に今回は2.7.1→2.8.6 へのアップグレードだったので手動で行った。
しばらくアップグレードしないと忘れるので、作業手順をメモしておく。
1.データベースのバックアップ
- phpMyAdminにログイン。ログイン時にLanguage→Japanese(ja-utf-8)を選択。これを忘れると、データが文字化けするので注意。
- 画面左側にあるWordPressのデータベース名をクリック。
- 次にページ上部にある「エクスポート」をクリックする。すると、下記のような画面になる。
- 左側「エクスポート」欄のテーブル名、下部にある全選択をクリック。
- 「オプション」→「構造」→「DROP TABLE を追加する」、「IF NOT EXISTS を追加する」のチェックボックスをチェック。
- 「オプション」→「データ」→「完全な INSERT 文を作成する」、「長い INSERT 文を作成する」をチェック。
- 次に「ファイルで保存する」にチェックを入れたら、「実行する」ボタンをクリック。
- ダウンロードしたファイルを保存して終了。
- バックアップが正常にとれているか確認をする。
2.WordPress ファイルをバックアップ
WordPress ディレクトリ内にある、全てのWordPress ファイルを FTP ソフトでダウンロード。.htaccess ファイルも忘れずにダウンロードする。
3.全てのプラグインを無効化
4.テーマをDefault に戻す
カスタマイズしていたり、オリジナルテーマなどを使用している場合は、念のためテーマをDefault に戻しておいた方が安全。
5.下記のものを残して、古いWordPress ファイルを全て削除
- wp-config.php ファイル
- wp-content ディレクトリ
- .htaccess ファイル
※このディレクトリ以外で自分で改変したファイルや追加したファイルがある場合は、後ほど別途インストールになるので注意。
6.WordPress 最新版をダウンロード
7.最新版をインストール
最新版ファイルを解凍し、サーバーにアップロード。WordPress ディレクトリにアップロードして上書き。
8.アップグレードを実行
ブラウザからwp-admin/upgrade.php にアクセスする。
- WordPress がルートディレクトリにインストールされている場合
http://example.com/wp-admin/upgrade.php - WordPress がblogという名前のサブディレクトリにインストールされている場合
http://example.com/blog/wp-admin/upgrade.php - WordPress がblogという名前のサブドメインでインストールされている場合
http://blog.example.com/wp-admin/upgrade.php
アクセスすると、「データベースのアップグレードが必要です」という画面が表示されるので、画面下部の「WordPress をアップグレード」をクリック。
アップグレードが完了すると、「アップグレード完了」の画面が表示され、画面下部に「続ける」ボタンがあるのでクリックすると、管理画面へ移動する。
※ここで管理画面が表示されるはず・・・なのだが、表示されなかった場合は通常の手順でログインする。
9.プラグインの確認
プラグインを有効にし、動作を確認。これが一番、面倒かもしれない・・・orz